14 TEDxKeio終了!ご来場頂き、ありがとうございました!

土橋 亘 TEDxKeio Webチーム

TEDxKeio

先日は、ご来場頂きありがとうございました!
小学校から大学院に至る、慶應義塾大学の「縦糸」。人文科学と自然科学を網羅する、慶應義塾の「横糸」。二つの糸がCrossするのを、楽しめて頂けたなら幸いです。

たくさんの方々からご協力して頂いたからこそ、無事に当日を迎えることができました。
この場を借りて感謝を申し上げます。ありがとうございました!!

なお、登壇者のトークは後日YouTube動画としてuploadする予定です。
動画が完成次第、こちらでご報告致します。今しばらくお待ちください。

13 【本会場当選の皆様へ】当日の詳細について

土元翔平 TEDxKeio Eventチーム

TEDxKeio参加者のみなさま

 

TEDxKeio運営スタッフです。

明日がいよいよTEDxKeio開催日です。

この日のために、不慣れながらもスタッフ一同で企画運営を行って参りました。

地図の詳細について、以下のリンクよりご確認ください

 

 

ーTEDxKeio 概要ー

【開催日時】2013年12月23日(祝・月) 09時00分 – 17時00分(開場:08時30分)

【会場】慶應義塾大学三田キャンパス 演説館および北館ホール (当日は正門よりご入場ください。)

【持ち物】本人確認書類(運転免許証、学生証など、お申込みいただいたお名前が確認できるもの)※必須。ご本人と確認できない場合はご入場できません

【参加費】無料

 

ー注意事項ー

1.当日は正門よりお入りください。スタッフが誘導いたします。

2.TEDxKeio専属のカメラマンが、イベントの様子を撮影いたします。

 写真撮影をご希望されない場合、当日はそのことが分かるバッジを着用していただきますので、何卒ご了承ください。

3.当日は、簡単ではありますが軽食・昼食をご用意しております。

4.TEDxKeioイベント終了後、同じ会場内で簡単なレセプションパーティーを開催します。(無料です)

 登壇者およびパブリックビューイング参加者の多くの方が、レセプションパーティーに参加する予定です。

 奮ってご参加ください。

5.未成年者の方は、肖像権に関して保護者の同意が必要です。詳細について本メールに追ってご連絡差し上げます。

 

ーレセプションパーティ 概要ー

【開催日時】2013年12月23日(祝・月) 17時00分 – 19時00分

【開催場所】慶應義塾大学三田キャンパス 北館 (TEDxKeio開催会場)

【参加費】無料

 

明日お会いできることをTEDxKeioスタッフ一同楽しみにしております。

TEDxKeio運営スタッフ
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12 【パブリックビューイング当選者の皆様へ】当日の詳細・変更点について

土元翔平 TEDxKeio Eventチーム

パブリックビューイング参加者のみなさま

 

TEDxKeio運営スタッフです。

明日がいよいよTEDxKeio開催日です。

この日のために、不慣れながらもスタッフ一同で企画運営を行って参りました。

 

1点、お知らせがございます。

パブリックビューイングの会場が変更になりました。

 

変更前

西校舎512教室

変更後

東館6F G-SEC Lab.

 

また、明日は祝日のため東門が閉鎖しております。

正門よりお入り下さい。

地図および会場のルートは下記のリンクよりご確認ください。

 

以下、リマインドメールです。

ーTEDxKeio パブリックビューイング 概要ー

【開催日時】2013年12月23日(祝・月) 10時00分 – 17時00分(受付開始:09時30分)

【会場】慶應義塾大学三田キャンパス 東館6F G-SEC(当日は正門よりご入場ください。)

【持ち物】本人確認書類(運転免許証、学生証など、お申込みいただいたお名前が確認できるもの)※必須。ご本人と確認できない場合はご入場できません。

【参加費】無料

 

ー注意事項ー

1.TEDxKeio専属のカメラマンが、イベントの様子を撮影いたします。

 写真撮影をご希望されない場合、当日はそのことが分かるバッジを着用していただきますので、何卒ご了承ください。

2.昼食は別途ご用意ください。

3.TEDxKeioイベント終了後、簡単なレセプションパーティーを開催します。(無料です)

 登壇者および本会場のオーディエンスの多くの方がレセプションパーティーに参加する予定です。

 奮ってご参加ください。

4.当日は正門よりお入りください。スタッフが誘導いたします。

 

ーレセプションパーティ 概要ー

【開催日時】2013年12月23日(祝・月) 17時00分 – 19時00分

【開催場所】慶應義塾大学三田キャンパス 北館(TEDxKeio開催会場)

【参加費】無料(レセプション参加チケットはパブリックビューイング受付時に配布させていただきます。)

 

当日お会いできることをTEDxKeioスタッフ一同楽しみにしております。

 

TEDxKeio運営チーム

 

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11 TEDxKeioスピーカー 伊藤公平さんとの対談

山本 奨 TEDxKeio Eventチーム

11/15、夕方。ナノテク研究の第一線でご活躍されている伊藤公平先生との初顔合わせとあって、僕たちスタッフは緊張でいっぱいだった。

ナノテクノロジー、シリコン量子コンピュータ、単一原子核スピン…

予習をしていこうと思っても、何しろ言葉が難しくて何のことかわからない。数時間調べたあげく、「どうやらものすごい研究のようだ」という緊張だけが僕たちを渦巻いていた。

 

実際話し合いが始まってみれば、伊藤先生はフランクでとにかく親しみやすい、すてきな方だった。研究内容のご説明もアニメやロボットを交えておもしろおかしく説明してくださり、とにかく話に引き込まれた。こんなに親しみやすい物理の授業を受けたのは何年ぶりだろう…。

 

なにより印象的だったのは、伊藤先生の言葉の節々から感じる「情熱」だ。

Ultimateなscienceとは何か。「何に役に立つか」という問いに答えるためだけの研究が、果たして一番大事なことなのか。そもそもなぜ物理学者は研究に駆り立てられるのか。

詳しくは当日にお話しいただけるだろうから割愛するが、いずれにせよ、難しい話が難しい話に感じない、あっという間の2時間だった。

 

TEDという名が表す通り、TEDxKeioもまた、様々なフィールドの方々が登壇される。おそらくお目当てのスピーカーがいる方も、そうでない方もいるだろう。もしかしたら僕と同じように、「う、物理はちょっと…」という方もいらっしゃるかもしれない。

でも、今回のテーマは「crossing」。そうした、今までまったく関わりのなかったフィールドの人々が交わり、化学反応を起こす日だ。

伊藤先生のお話にド文系の僕が引き込まれたように、ひとりでも多くの人が「cross」し、刺激し合えたら、と願うとともに、そういった場をともに作り上げられる12/23が、待ち遠しくて仕方がない。

10 TEDxKeio オーディエンス当選者発表に関して

土元翔平 TEDxKeio Eventチーム

この度はTEDxKeioオーディエンス募集にご応募いただき、誠にありがとうございました。
定員をはるかに超えるご応募をいただきました。ありがとうございます。

TEDxKeioオーディエンスおよびパブリックビューイングへの参加の招待状は当選メールを以って連絡をしております。定員の関係上、誠に残念ですが多くの応募してくださった方々をお断りせざるを得ませんでした。興味を持ってご応募いただいたのにもかかわらず、ご期待に添えず本当に申し訳ございません。

当日は、動画配信を予定しております。是非ご覧ください。
また、落選された方々へのご連絡は控えさせて頂いております。ご了承ください。


12/5にオーディエンスおよびパブリックビューイングへ当選された方へメールを送信いたしました。
また当選された方へのご連絡において、当方のメールサーバーの関係で、一部以下のような不具合が生じているという報告を頂きました。

・ソフトバンクのメールアドレスにてメールを受信した際に、当選メールの本文が文字化けする。
・gmailのメールアドレスにて受信した際、迷惑メールのフォルダに自動振り分けされている。

大変申し訳ありません。

ソフトバンクのメールアドレスの方には、設定を調整して再送させていただきました。

gmailやその他のメールをお持ちの皆様,当選メールがスパムメールとして扱われている可能性がございます。メールのフォルダのご確認をお願い致します。

その他、別途不具合が生じていましたらinfo@tedxkeio.comまでご連絡下さい。

この度の不手際、深くお詫び申し上げます。

 

TEDxKeio運営スタッフ一同

09 TEDxKeio スピーカー 水野雄介さんとの対談

小杉 亮人 TEDxKeio Speakers Selectionチーム

11月28日、Life is Tech!目黒オフィスを訪ねた。

ここに来るのは初めてではないが、本拠地に乗り込むというのはなかなかに緊張感のあるものである。

部屋に入ると水野さんは頭を抱えて待っていた。


水野さん個人のお話、Life is Tech!で行われている中学生、高校生のためのプログラミング・ITキャンプの話、水野さんが会社を立ち上げたときの話、世間話…
これまで様々な話をさせて頂いた。

一つ一つのエピソードや、水野さんがLife is Tech!の向こう側にもつアイディアについては非常に魅力的であったものの、全体を束ねる「ストーリー」というものが中々見えてこない日々が続いていたのだった。

どうせやるなら良いものにしたい、チャレンジしたいという水野さんの思いもあいまって、
この日も色々な話をさせて頂いたが相変わらずまとまらず、しばしの沈黙が流れた。

 

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しかし、次の瞬間水野さんがおもむろに口を開いた。


「分かりました。こうしましょう。」

 
その後水野さんの口から語られたストーリーはとても魅力的なものだったし、

「それならこういうのはどうでしょうか」と、我々の口からも次々と感想かこぼれていた。

びっくりするくらい話が進み、あの悶々とした日々が本当に嘘のようだった。

帰り道、11月の寒空の下、私の心は晴れ晴れしていた。

 

さて、水野さんは当日どのようなストーリーを奏でることになったのか。
是非、皆様の目で、耳で確かめて頂きたい。

 

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08 TEDxKeioオーディエンスの応募を終了しました!

土橋 亘 TEDxKeio Webチーム

TEDxKeioのオーディエンスの応募を終了しました!!
たくさんのご応募、ありがとうございます!!

当選者の発表は12月5日 (水)に当選メールを以て代えさせていただきます。

 

 

07 小中高生を対象とした、最終審査会のご報告 

土橋 亘 TEDxKeio Webチーム

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11月24日、塾内一貫教育校(小中高生)を対象とした、TEDxKeio登壇者の最終審査会を、当日と同じ会場である北館ホールで実施しました!総勢20名の学生たちが自身のアイデアを壇上で披露し、最終的には4名の学生(幼稚舎1名、中等部1名、湘南藤沢高等部1名、高等学校1名)が12月23日に開かれるTEDxKeioで登壇することが決定しました。

一貫校生たちが話すアイデアはどれも魅力的であり、考えさせられる内容のものばかりでした。

12月23日に開催されるTEDxKeio。現在、当日のオーディエンス募集を開始しています。(応募はこちらから!)

小学校から大学院に至る、慶應義塾大学の「縦糸」。人文科学と自然科学を網羅する、慶應義塾の「横糸」。TEDxKeio当日では、この2つの「糸」が華麗にcrossしていきます。
ぜひ、足を運んでみてください。面白いですよ。

06 TEDxKeio スピーカー 日置駿さんとの対談

重倉桃子 TEDxKeio Eventチーム

TEDxKeioスピーカーの日置駿さんと当日へ向けての会議をおこなった。場所は三田キャンパス内にある、落ち着いた雰囲気のカフェ。和やかな雰囲気の中、会議は進行していった。

日置さんは現在、法学部に在籍しており、ヴァイオリニストとしても第一線で活躍している。また、ソリストとしてコンサートで演奏する傍ら、オーケストラMOTIFを立ち上げ、その活動で集まった収益金で発展途上国への支援をおこなっている。

MOTIFという言葉はフランス語で「動機」。このオーケストラは学生たちの「音楽で人のこころを震わせたい」という動機をもとに結成されており、音楽を知らない子どもたちに音楽を届けようと活動している。

 

日置くん

 

このように積極的な活動を続けている日置さんに、MOTIFの話はもちろん、家族やヴァイオリンを始めたきっかけ、音楽と日置さんのつながり、そして日置さんが信じる音楽の可能性について話を伺った。

「演奏することを目的にするのではなく、音楽によっていかに社会に貢献できるか。そのことを考えています。」

そう語る日置さんは、安易な表現であるが、とても輝いてみえた。日置さんが音楽にどれほどの可能性を見いだしているのか。それは、当日の彼のスピーチを楽しみにして頂きたい。

 

05 TEDxKeio スピーカー 中村壱太郎さんとの対談

堀内康資 TEDxKeio Speaker Selectionチーム

新橋演舞場近くの、とある会議室。
ここで、TEDxKeioスピーカーである中村壱太郎さんとの顔合わせが行われた。

 

歌舞伎俳優・中村壱太郎さん。
坂田藤十郎を祖父に持ち、若くして実績を積み上げてきた気鋭の歌舞伎俳優だ。
まさに「向こうの人」であり、緊張するなというほうが無茶な話である。

 

今回の目的は、当日の登壇に向けて、中村壱太郎さんのアイデアを引き出し、掘り下げるお手伝いをすること。しかし、相手はプロの表現者である。そんな彼に何か貢献できることがあるのだろうか?そんな無茶が、緊張の原因だった。

 

会議は、壱太郎さんが予め考えてきてくださった素案に基づいて進められた。最初は、壱太郎さんから溢れ出る興味深いお話に呑まれ、うなずくのが精一杯であった。しかし、壱太郎さんが過ごしたSFCでの生活に焦点が移ると、それを共有する学生から質問や意見が活発に生まれ、それを手がかりに、難しく聞こえていた部分を各々が理解し、疑問を壱太郎さんにぶつけていった。

 

 SONY DSC

 

 

なぜ歌舞伎なのか。表現するとは何なのか。伝統とは何か。
核心的な話題に接近しつつ、話は深まっていった。ここに至って、すでに壱太郎さんは肩書による「向こうの人」ではなく、それを越える熱量と魅力をもった「おもしろい人」になっていた。

 

個人的にうれしかったのは、表現者としての壱太郎さんと、歌舞伎役者・中村壱太郎という二者の葛藤について尋ねたとき、「こんなインタビューをされたことはなかった」という言葉を頂いたことだ。「向こうの人」相手にこちらが学ぶだけでなく、一人のインタビュアーとして、新しい視点を持ち込み、互いに学び合う場を生み出すことができた。そして、それこそTEDxKeioが目指す”crossing”の価値であるように思う。

 

慶応義塾では、小学校から大学院に至る「縦糸」と、人文科学と自然科学を網羅する「横糸」が交差し、魅力的な出会いとアイデアが生み出されている。その交差点として明確な位置を占めうるのが、このTEDxKeioである。多様な人々が出会い、刺激し合って生み出される価値。TEDxと慶応義塾が共有する価値が、まさにここに凝縮されている。

 

「向こうの人」がさらに世界を変えるような価値を生み出していくだけではなく、聞き手である我々も、ひらめきや熱量を得て己の可能性に点火する機会になるに違いない。ぜひ、多くの方にこの「交差点」を目撃していただきたい。

 

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04 サー・ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」

大竹優志 TEDxKeio 教員チーム

 

私は授業でブルース・ヘンダーソンのエッセイ「The Origin of Strategy(戦略の起源)」を使用し、そこからの引用である「You need to have your own competitive advantage to survive and prosper. (生き残り、繁栄するためには自分自身の強みが必要だ)」を生徒に伝え続けています。しかし、その「強み」とは簡単に見つけられるものではありません。このロビンソンのスピーチではその強みをどのように見つけるかのヒントを学ぶことが出来ます。現代社会ではどうしても読み書き重視の学力に注目しがちです。しかし、ロビンソンは「人間の知性はもっと多様でダイナミック。そして比類なきものである」と述べています。生徒たちにはそれを理解してもらい、もっと視野を広げ、多角的に自分を見つめられるようになってほしいと考えています。

 

“Creativity now is as important in education as literacy,
and we should treat it with the same status.”

— 創造性は識字能力と同じくらい教育において重要である。
そして、それらは同等に扱われるべきである。

 

また、このスピーチ自体が、私の授業の理想でもあります。イギリスの名優マイケル・ケインを彷彿とさせる品格とセクシーさを兼ね備えた英語で数々のジョークを飛ばして、会場を笑いの渦に巻き込みます。しかし、観客を楽しませて終わりではありません。後半は鬼気迫る怒濤のスピーチで圧倒し、「教育を考え直し、素晴らしい未来を共に築き上げよう。」というラストメッセージが観客の心奥に突き刺さります。私もこのような授業がいつか出来るようになりたいと思っています。

 

 

 

大竹優志 Masashi Otake

TEDxKeio 教員チーム

慶應義塾高等学校外国語科教諭。映画と音楽をきっかけにアメリカに憧れを抱き、高校卒業後渡米。アイオワ州の大学で、ある教授がおこなう創造性あふれる講義に感銘し、この感動を広げるため帰国。多くの子どもたちに自分が体験した以上の感動を与えることを目標に、教壇に立つ。モットーは「授業はエンターテイメント。面白くなければ、授業ではない」。

03 サー・ケン・ロビンソン「学校教育は創造性を殺してしまっている」

井口奈保 Former TEDxTokyo Community Catalyst

 

TEDxTokyoとTEDxTokyo yzという2つのTEDx育成に携わってきた私とTEDとの出会いは2009年初頭。TEDxTokyoのco-founder,Todd Porterと知り合ったのがきっかけです。ライセンスを取得したばかり、イベントの場所と日にちだけは決定しているけれど、その他は何もないという状態でした。当時、私はTEDのテの字も聞いたことがなく、TEDxTokyoという言葉を知った方が先だったんです。参考にすべき他のTEDxも、頼りになる情報も存在しないまま、妄想だけを頼りにイベントの準備を始めました。世界で最初の2つのうちの1つであり、米国外初のTEDxイベントでした。

 

TEDxプログラムと同時期にTEDが始めたのがTED Open Translation Project。TEDxTokyoで上映するTED talksの翻訳チームをリードしていた私は、TEDからOpen Translation Projectのローンチ日までに翻訳を完成させて!とお尻を叩かれ、夜な夜な何十回と8本のTED talksを見続ける日々を続けました。これらが最初に見たTED talksです。映像翻訳が初めての経験だった上に、それを複数人で行なうための作業工程デザイン、さらにボランティアで集まった会ったことのないチームメンバーをビルドアップする任務。とにかく色んなことをジャグルしていた記憶があります。

 

私の思い出に残るTED talkは、中でも一番の回数を、0コンマ何秒単位でストップしては繰り返し見たSir Ken Robinsonの名TED talk「学校教育は創造性を殺してしまっている」です。翻訳と最終調整を担当しました。セリフを繰り返せるほど見たので内容についてはもはや何も触れません。それだけ見ても未だに見飽きることのないトークだと自信をもってオススメできます。世界中で最も視聴されている殿堂入りTED talkでもあります。問答無用でぜひ見てください!語られている1つ1つの寓話の成熟度、全体の話の展開、物腰、声のトーン、すべてに彼の人柄と話し手としてのクオリティの高さが表れています。私の一番好きなパートは、次の一文です。

 

“Frank sent this.”
— フランクさんが贈りました。

 

 

 

井口奈保 Naho Iguchi

Former TEDxTokyo Community Catalyst

文学部卒業。人間がいきものとして持つ本来性と繋がり、潜在的能力を拡張させると、意思決定プロセスや行動規範、現代の暮らしにどのような可能性が加わるのか。こうした問いとの対話を続け、自らの日常生活をアートとして提示する社会彫刻家の活動に従事。働くという概念、資本主義、等価交換経済などをテーマに、動物らしい命のまっとうの仕方を模索中。

02 学部生・大学院生の登壇者、募集!

土橋 亘 TEDxKeio Webチーム

2013年12月23日に開催されるTEDxKeio2013。
学部生・大学院生の公募を開始しました!! TEDxKeioに興味のある方は、ぜひ応募してみてください。

応募要項については、こちらからご確認ください。
応募〆切は、11月13日(水)24時00分までです。

01 セバスチャン・スラン「Googleの自動運転車で目指していること」

牛場 潤一 TEDxKeio Organizer

 

2012年、TEDxTokyoのキュレーションチームから登壇の打診があったとき、僕はとんでもなくワクワクした気持ちでOKの返事をしました。ちょうどその頃は、僕の研究室とリハビリ科がタッグを組んで研究していたブレイン・マシン・インターフェースという理工学技術を使って、医学の世界では治せないと思われていた脳の疾患を治療できそうだということが分かり始めたときでした。物置のような4畳半の狭い実験室を使って一人で始めた研究が、学生たちの自由な発想と行動力で大きく加速しはじめ、医師、療法士、そして当事者である患者さんの温かい協力と励ましによって、「理工学から医療を創る」という夢の形がおぼろげながら見えてきたところだったのです。僕らが希望を持って創りだそうとしているテクノロジーが、世の中にどんなインパクトを与えようとしているのか。学術論文を書いているだけでは伝わらない、一人称の情熱とビジョンを、憧れのTEDスタイルで話す機会をもらえて、本当に嬉しい瞬間でした。

 

しかしそれは同時に、ショックの連続でもありました。こんな話をしようと思っている、と原稿を作って事務局に送ってみると、「堅苦しくてつまらないです」や「大学の講義みたいで長過ぎます」というコメント。何度も1から作り直すハメになりました。ああ、こんなに産みの苦しみを味わうのは大学生のとき以来だなあ、とぼやきながら遠い目になる日々。。。

 

あるとき、キュレーションチームのひとりが、電話をかけてきます。「一般論や技術論はTEDに不要です。牛場さん、あなたのパッションはどこから来るのですか?なにがあなたを突き動かすのですか?みんなはそれが聞きたいんです。」そして、彼はこのTED Talkを紹介してくれたのです。電話を切って、さっそく研究室のPCで観てみると、そこには静かな語り口のなかから溢れるように伝わるセバスチャンの想いがありました。Googleで自動運転プロジェクトに携わるエンジニアだった彼のトークには、数式や図表は一切でてきません。いままで僕が受けてきた教育とは真反対のプレゼンテーション。だけど、だからこそ心に迫る情熱があり、人を動かす何かがありました。テクノロジーを語るためにテクノロジーを説明しないのは、いわば丸腰で自分をさらけ出しながら相手と向き合うことと同じです。でも、だからこそ一人の人間としての価値が問われているようにも思えました。

 

 

“There is a vision here, and a new technology.”
— ここにビジョンがあり、新しいテクノロジーがあるのです。

 

 

セバスチャンのトークの最後に出てくるこのフレーズは何気なく聞こえるかもしれませんが、理工学研究に携わる自分の情熱とシンクロする、知的な熱量を持った言葉です。翌日、改めて送った原稿は、一発OK。自分のなかで、「伝える」ことのチャンネルが増えた気がした瞬間でした。

 

ところで、この話には後日談があります。TEDxTokyo 2012の当日、「先日はお電話失礼しました」と言って挨拶をしてくれたその彼は、某大学の学生さんだったのです。「大学生という立場なのに、大学の先生に偉そうなことを言ってすみませんでした」と彼はしきりに恐縮していましたが、でも僕はそこに半学半教の形を感じて嬉しくなりました。こんな素敵な形で、演説のありかたをじっくり考え、立場を超えてみんなで学び合えるのなら、慶應義塾にその文化を芽吹かせたい。そんな想いでいろいろなところで声をかけていくうち、考えに共鳴してくれた塾員塾生のみんなが大勢集まってくれるようになり、そしていま、TEDxKeioの実現に向けて動きはじめるに至ったのです。

牛場 潤一 Junichi Ushiba

TEDxKeio Organizer

理工学部生命情報学科准教授。専門はリハビリテーション神経科学。ヒトの感覚運動システムにおける神経機能の理解と制御を主眼として、工学技術と活かした神経生理学研究をおこなう。理工学から次代の医療を創ること、そして同時に、文理渾然たる新しいサイエンスを創ることを目指している。