CONCEPT

演説の重要性を日本に紹介し、初めてそれが試みられたのは、明治6年。福澤諭吉と初期の慶應義塾入門生たちが西洋のスピーチを研究して創始されたものでした。

それから実に140年。自身の意見の形成と発露、そして他者への伝達を通じて知の共創を促す演説の力を現代社会において再考すべく、スピーカーと運営スタッフが一緒になって魅力的な演説の形を追い求めてきました。

そして2013年12月23日、日本最古の演説会堂が残る三田キャンパスで、塾員塾生たちが共に生み出したTED Talksが繰り広げられます。

小学校から大学院に至る、慶應義塾大学の「縦糸」。人文科学と自然科学を網羅する、慶應義塾の「横糸」。縦糸と横糸がcrossしてできた揺り籠の中で繰り広げられる、慶應義塾ならではの多種多様な教育と研究。そして、そこから育つ魅力的な人々。

TEDxKeio 2013を通じて、皆さんひとりひとりの慶應義塾を再発見してください。

慶應義塾から始まる演説の歴史

ⓒ慶應義塾広報室

開国から明治憲法の制定に至る近代日本の揺籃期、自分の意見を大衆に伝える手段として演説の重要性を日本に紹介したのは、福澤諭吉と初期の慶應義塾入門生でした。

明治7年には三田演説会を組織して一般に公開し、演説の手ほどきや規則をまとめ、その普及にも尽力しています。今も重要文化財として三田キャンパスに残る三田演説館が、そのときの熱き想いを今に伝えています。

演説の力を学び、演説法を創る

Copyright All rights reserved by TEDxTokyo 2012 Photo by John Fomehed

高度化、複雑化した現在の社会のなかで、「ひと(人)」「こと(事)」「もの(物)」のつながりを見渡すことは容易ではありません。しかし、一人一人がいまを生き、あすを創るためには、広い視野で世の中を捉え、深く自分の専門を耕し、他者と協生する力をもたなくてはなりません。

演説の力、すなわち意見の形成と発露、そして他者への伝達を通じて知の共創をうながす力は、現代においてますますその重要性を増しています。

そしてTEDxKeioへ

小学校から大学院に至る、慶應義塾の「縦糸」。
人文科学と自然科学を網羅する、慶應義塾の「横糸」。

縦糸と横糸を編み込むことでできあがる揺り籠のなかで、慶應義塾では多種多様な教育と研究が繰り広げられ、魅力的な人材が輩出されています。

TEDxKeio 2013を通じて、あらゆる世代と分野がCrossする慶應義塾の魅力を再発見し、半学半教のなかで未来に向かう姿を高め合うきっかけになることを願って。是非、みなさんもそれぞれの想いを抱きながらTEDxKeio 2013にご参加ください。